HTML・CSSの独学でおすすめの方法は習うより慣れろ

Web制作関連

Webサイト制作において知識が必要となるHTML(ハイパーテキストマークアップランゲージ)・CSS(カスケーディング・スタイル・シート)ですが、全く知識のない人が HTML・CSS の本を購入してきて独学で覚えようとしても、現実問題としてプログラミングの本は勉強にはなるものの、その内容はあまり面白い物でもなく、横一列に並んだ英語や数字のコードを見ていても学習意欲は湧いてこず挫折するケースがあります。

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HTML・CSS はプログラミングの初歩

HTML・CSS はプログラミングの初歩であり、この2つを習得しただけでは市場価値は低くフリーランスならいざ知らず就職活動においては有利になることはほぼ皆無です。

市場価値の高いエンジニアになりたい人は最低でもJavaScriptも理解する必要があるのですが、そうするとさらに独学のハードルが上がってしまいます。

HTML・CSSは習うより慣れろ!独学ならサイトを作るのが近道

そこでおすすめなのが習うより慣れろ方式です。

料理でも楽器でもそうですがレシピや楽譜だけ見ていても手を動かさなければ上達はしませんし何も面白くありません。やはり実際に料理を作ってみたり楽器を弾いてみたりすることによって、より料理や音楽が楽しくなってきて益々スポンジのように技術を吸収していくものです。

同じ要領でHTML・CSS においても、まずはサイトを作ってみる事から始めるのが独学には最もおすすめということなのです。

本で勉強せずとも独学でサイトは作れる

実は私もプログラミング言語の本さえも何も買ったこともなく HTML・CSS についても本で勉強したことも全くないのですが、それでもこうして独学でサイトを作れているのです。

とりあえずプログラミング言語については何もわからないままでも私のようにサイトは作れるので、Webサイトを制作しながらわからない点を、ネットや本で調べつつ進めていけばどうにかなるのです。

もちろん将来エンジニアを目指したい方や真剣に取り組みたい方は本や学校で仕組みや役割をきちんと学んだ方がいいのですが、極端な話をすれば、趣味程度のサイトであれば本も必要ありませんし、コードも覚える必要さえないのです。

わからない事はググればどうにかなる

その理由はネットでググれば必要な内容は大体でてきますし、そもそもワードプレスならテーマそのものに便利な機能もたくさんついていますから、 HTMLやCSSのコードをあまり理解できていなくてもサイトが作れてしまうのです。

仮に便利な機能の付いていないWebサイト作成サービスを利用した場合でも、見出しに色付けしたい場合などには親切な人がコピペ可としてCSSのコードをネット上に公開してくれていたりしますから、それをコピペしてしまえば、理想通りの見出しの色に変えることもできます。

それから、このサイトにもGoogleの広告を貼っていますが、Googleアドセンス広告にしても貼り付けるのは全てコードであり、「 <body></body> タグの間に広告ユニットコードをコピーして貼り付けます」などといった記載もあり、HTMLのどこに貼り付ければいいかまで指定してくれていますから、その通りにしていけば、なんとなくHTMLについてもわかってくるようになってくるのです。

コードは基本的に、英数字ですからHTML・CSSなどを見ていてもpx(ピクセル)という単語があればサイズを指していることも理解できてきます。

様々な公式サイトのソースを見るだけでも勉強になる

他には様々なサイトのコードを見てどういった構造になっているのかを勉強することもできます。

例えば「Yahoo!の公式サイト」を開き、右クリックで「ソースの表示」を開けばページのHTMLを見ることもできます。

無料ブログのHTML編集画面を見ながら独学で覚える方法もおすすめ

また、はてなブログなどの無料ブログであっても、見たまま編集の画面の他にHTML編集画面もありますから、何もわからない内は見たまま編集でひたすら文章を書いてみたり、強調したい文字を太文字にして色を変えてみたり、リンクを貼ったりしながらページを完成させて、あとで HTML編集画面を見てみれば英数字が何を現しているのかが大体わかってくるようになります。

はてなブログを利用している人の中にはエンジニアの方もいらっしゃいまして、みなさん無料でCSSの便利に使えそうなコードを公開してくださっていたりしますから、そういったものを見ながら実践を交えて学んでいくこともできます。

例えばGoogleやYahoo!の検索画面で「はてなブログ css 見出し」と検索すればコピペ可能な見出し用のコードを多くの人が公開してくれていますから、そういった無料のものから利用してみるとお金もかからず初歩的な内容から独学で無理なく覚えていくことができます。