フリーランスの成功パターンと失敗パターン

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仕事が取れなけばフリーランスとして継続して働くことは不可能

フリーランスになるためには特別な資格も不要で参入障壁が低いため、なろうと思えば誰でもなれてしまいます。

そのため中には、

「自由そうだから」

「朝起きなくていいから」

「満員電車で通勤しなくていいから」

「苦手な上司の顔を見なくて済むから」

「好きな時に休めて旅行にも行けて、なんだか楽そうだから」

なんて理由で安易に会社員やフリーターを辞めてフリーランスに転向する人もいますが、残念ながらそのような甘い考えではほとんどの人はやっていけません。稀にやっていける人もいますが、そういう運と才能に恵まれている人は一握りなのです。

現にフリーランスになったものの「仕事を全く取れない」もしくは「クラウドソーシングを利用したものの単価の安い仕事しか取れずとても生活できない」という状況に陥ってサラリーマンに戻っていく人達も大勢いるのです。

どうすればフリーランスとして安定して稼げるのか?成功者に多いパターンは?

フリーランスには様々な働き方があり、稼ぎ方も人それぞれです。

経営者感覚で自分の裁量によって自宅でマイペースに仕事を進められる人もいれば、まるでブラック企業の会社員並に客先に常駐してエンジニアとして働く人もいます。

失敗する人もいれば安定的に稼いでいる人や成功者もいます。

私の知る限りフリーランスとして成功している人は、元々類稀なる才能を持っていた人、もしくは会社員時代に試しに副業から始めて、本業以上に稼げるようになってからフリーランスになった人です。

次々に高額な依頼の仕事が舞い込むような才能のあるフリーランスは本当に稀なケースで一般人には参考にすることさえ不可能な人達であることから再現性はありません。

ですが、副業から始めて成功した人達は割と慎重で、突出したデザインや文章の才能はないものの堅実に稼いでいる人が多いように思います。

副業から始める人の特徴としては社会人としての経験もある中で、新たな挑戦として始める訳ですからポテンシャルが高く新しい事を吸収しようとする勉強熱心な人が多いです。そのため既に知見があるため特別な才能はなくても上手く行きやすいのに加えて、副業が向いているのかを自分自身で見極めてからフリーランスに転向する慎重さも持ち合わせているので副業を本業にした後でも成功する確率が格段に高くなるのです。

私の知る限りでは副業で成功しフリーランスとして独立して、今も尚生計を維持できている人達の経歴は、一流大学を卒業し商社や上場企業の元社員だった人達です。もしくは高卒で華々しい職歴はなくても地頭の良い人達が活躍しています。

フリーランスの取引先は企業が多くビジネスマナーは必須

例えばですが飲食店やネイルサロンの場合には商圏内にある個人のお客様を相手に商売をしますが、フリーランスの場合は企業相手の商売になります。特に条件の良い仕事を取りたければ、その顧客として選ぶなら潤沢な広告費や外注費が計上できる一部上場企業や大企業になります。

大企業の多くは首都圏にありますから連絡手段としてはメールや電話が主になりますが、その場合でも正社員として社会人経験を積んできた人の方がビジネスマナーの基本も抑えていますから企業側も安心して仕事を任せられる訳です。

パートやバイトなど簡易的な仕事の経験しかないフリーランスではビジネスマナーはおろか社会の仕組みさえ理解できていないこともあったりと、いざ仕事を受注できるような状況になっても企業側の意図が汲み取れないおそれさえありますからね。

フリーランスの失敗パターン

失敗しがちなのは派遣社員やパートをしていた人達が「もう人の下で働きたくないから、明日からブロガーになって稼ぐ!!」と、いきなり会社を辞めてフリーランスになってしまうパターンです。

こういう人達は元々責任感や計画性がない人が多く、仕事で嫌な事があるとすぐに投げ出してしまうこともありフリーランスになっても上手くいかずに1年もしない内に立ちいかなくなって再就職を考えるようになりますが、社会人経験が乏しく元々キャリアを積んでいないため、以前より条件の悪い派遣社員やパート社員として不満を持ちながら働かざるを得なくなったりしています。

ブログで稼ぐにせよ結構な月日が必要になりますし、稼げるようになるためには学ばなければならない事も多いのですが、安易に考えている人達はよく調べもせずにフリーランスになりさえすればすぐにブログで稼げるようになると思い込んでいることさえありますから非常にリスクが高くなるのです。

成功するためには学生時代や会社員時代にしっかりと力を付けておく必要がある!

やはりフリーランスや起業で成功するためには、学生時代や会社員時代にしっかりと力を付けておく必要があります。

社会人経験があれば仮に失敗したとしてもサラリーマンとして復帰できる

社会人経験があればフリーランスとして 独立して仮に2~3年後に失敗したとしても、社会人としてのキャリアもありますから、容易にサラリーマンに戻りやすいです。

またフリーランスとして活躍中の間に仕事の関係者から破格の待遇でスカウトされることもあります。

他の生き方としては、どの会社でも通用する能力があったり要領の良い人ならジョブホッパーとしてやっていくこともできます。

フリーランスになる前にどの会社でも通用する力を付けておく事が最も効果的なリスクヘッジになります。

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