起業の仕方

はじめまして。元飲食店経営者です。

開店から6年目に交通事故に遭い、現在はリハビリをしながらゆっくりと自分のペースでフリーランスとして働いています。

フリーランスにも様々な働き方がありますが、私は自身のWebメディアの運営を主な仕事にしているため時間に追われることがなく最近はカフェ巡りをしながらのんびり過ごしています。

このサイトでは自身の経験を元にカフェ・飲食店の起業の仕方やフリーランスとしての働き方について少しづつ記事を書いていきます。

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カフェ・飲食店の起業の仕方、フリーランスの働き方について

元々私は会社員でしたので、会社員と個人事業主の違いについても触れていきますので、会社を辞めて飲食店を始める予定の方にも参考にしていただけたら幸いです。

また、知人に不動産オーナーや弁護士もいますので、その辺のことも後々記事にしていきたいと考えています。

カフェ・飲食店・フリーランスは誰でも始められる

カフェ・飲食店の経営やフリーランスは難しい資格を取る必要もなく、やる気があれば誰でも始められる参入障壁が低い仕事ではありますが、その分ライバルも多く、日々変わりゆく中で利益を出し続けていくことは大変です。

それだけにやりがいもあり、軌道に乗れば資金繰りも楽になっていき、自分の時間を作ることもできるようになります。

飲食店開業の流れ
元飲食店経営者が自身の経験を元にカフェ・飲食店を始めるにあたって必要な講習や保健所の許可、物件や資金、厨房機器や備品の購入先、開業届に至るまでわかりやすく説明しています。
フリーランスになるには?開業の必要書類は? 
フリーランスになるために必要な事や開業に関する必要書類について説明しています。

経理・簿記の知識はなくても大丈夫

飲食店にせよフリーランスにせよ日々の帳簿の入力や確定申告の事を考えると経理や簿記の知識があった方がいいのですが、簿記の資格がない人でも心配は無用です。

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日々の仕訳は会計ソフトを使えば簡単に入力できます。

それすら嫌だという人でもご安心を!

費用はかかるものの公認会計士や税理士に依頼すれば日々の入力業務から解放されます。

事務経験のない人は自分で仕訳の入力をするよりも頼んだ方が早く対応できますし、税務処理についても税理士に任せた方が何かと安心できると思います。

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私は会社員時代に銀行員の友達と一緒に日商簿記2級の試験を受けて合格していまして経理事務の経験もありますので、会計ソフトの入力は苦にならず、日々の仕訳を入力し確定申告用の決算書の処理まで全て自分でしていますが、事務処理が苦手な個人事業主の人達は皆さん全て公認会計士や税理士に任せているらしいです。

ですから事務系の経理処理が苦手な人は専門家に任せてしまえばいいのですが、商売人があまりにもどんぶり勘定なのはどうかと思いますので、毎月どのくらいの利益がでているのかくらいはザックリとでもいいので自分でも計算しておいた方が経営の方向性も見えてくると思います。

飲食店の場合は夫婦2人で経営している店も多く、旦那さんが調理と食材の発注担当で奥さんがオーダーやレジ業務を担当したりして経理処理も兼務しているケースもありますから、ご夫婦で経営していく場合には細かい作業が得意な方が担当すればいいと思います。

起業するなら自分の好きな事で需要がある事を始めよう

起業するなら自分が好きな事で得意な事、その上で世の中に需要がある業種を選ぶようにしましょう。

カフェや飲食店・サロン経営も人気がありますが規模が大きくなれば資金力も必要になるため、無理のない範囲で事業規模を考えていきましょう。

商売は小さく始める方がリスクが少なく、その場合にもし上手く行かなくても容易に方向転換もできますから、最初は余裕資金で始められる規模にした方が安心です。

資金はありますか?

フリーランスの場合はパソコンがあれば仕事ができますので広い物件を借りる必要はありませんが、カフェや飲食店を始める場合には、最初に冷凍冷蔵庫、調理器具の他にガステーブルに作業台等厨房機器や備品を用意する必要があり、店舗の改装費も高額になります。

事業用物件は敷金も6か月分~12か月分必要になるケースもありますし保証金の金額も大きく立地によっては毎月の家賃も高額になります。

また、規模の大きなカフェや飲食店を経営する場合にはスタッフを数名雇う必要がでてきますから賃料の他に人件費も考慮しなければなりません。

カフェや飲食店等の店舗を構える場合には開業資金だけでも最低500万円、内装にお金をかけると1,000万円~2,000万円以上は必要になります。

店舗を出してすぐに黒字化することはほぼ不可能ですから、この他に当面の運転資金や生活費も確保しておかなければなりません。

商売が軌道に乗ればそのお金はやがて回収できますが、赤字が続けば負債が膨らみ生活もままならなくなるケースもあります。新店オープン後、半年から1年が経ち対策を考えても売上が伸びない場合は撤退も考えなければなりません。

時折新店オープン後にお客様はそれなりに入っていたのに3ヶ月から半年程度で廃業してしまった飲食店などを見たことはありませんか?

原因として一番に考えられるのは、オーナーの身に何かあったのか?あるいは資金力不足で半年もしない内に資金繰りがショートしたという可能性もあります。

オーナーの健康問題等ならやむを得ませんが資金的な問題だったとした場合には資金力さえあれば未然に防げたはずです。

カフェや飲食店は特に、初心者がいきなり大勝負にでると失敗も大きくなる可能性が高まりますが、小さく始めてコツコツ長く続けるつもりで始めると安定性も高まります。

補助金制度を利用しよう!

各都道府県にもよりますが、条件付きで補助金制度を利用できるケースもあります。

自身の住む場所で補助金制度を利用できるか前もって調べておきましょう!

特に商売を始めたばかりの頃には、お金は湯水の如く流れていきますから、利用できるものは利用しておいた方がいいですよ!

立地を考えよう

カフェや飲食店・サロン経営など来客が要となる店舗を経営する場合には立地が重要になります。

賑わいのある商店街に店舗を出すのと、家もまばらな郊外に店舗を出すのとでは集客力が違ってきますからね。

ただやはり立地条件の良い物件は郊外の店舗に比べて家賃も高額にはなりますから、その辺の落とし所を決める必要があります。

カフェ・飲食店物件の探し方
カフェ・飲食店物件の立地や家賃による探し方や保健所の許可をもらうために必要となる要件も記載しています。

起業の前にはリスクもしっかり考えて!

起業をイメージすると夢が膨らみますがリスクがあることを決して忘れてはいけません。

くれぐれも路頭に迷わない範囲でやってみてくださいね。

フリーランスの起業は簡単!でも収入は不安定

特にフリーランスはカフェや飲食店の起業に比べると資金的にもリスク面でもそう危惧することはありませんが、それでも多くのフリーランスは仕事を自分で取って来なければならず、技術力の他に営業力も必要になります。

また大きな特徴としてフリーランスは自由度は高いのですがその反面、収入面では会社員に比べると不安定です。

フリーランスの仕事の受注方法はさておき、起業自体は非常に簡単です!必要書類は下記ページを参考にしてください。

フリーランスになるには?開業の必要書類は? 
フリーランスになるために必要な事や開業に関する必要書類について説明しています。

起業家が会社員と違う点

会社に雇われている会社員は自分の時間や自由を労働力と引き換えに賃金をもらうことができます。また雇用保険の支払いの他に健康保険・厚生年金も会社が折半して払ってくれていますよね。

例え月の売上・営業成績の悪いサラリーマンであっても会社に勤めている間は毎月固定の給料をもらうことができますが、起業すればどのような事業であっても自分の力で売り上げを伸ばし利益を出し続けていかなければなりません。

そうしなければお金を生み出すことができず生活できなくなってしまうのです。

起業家・個人事業主は自分の頭で考えて自分の力で稼ぎ続けなければならないのです。

それが起業家と会社員とで大きく違う点です。

起業やフリーランスは甘くないという話【稼げる人は一握り】
世間一般では起業やフリーランスには自由気ままなイメージがあるようですが、稼げる人は一握りであり甘くはありません。会社やバイト先で上手くいかないからといって安易な気持ちでは始めない方がいいです。
フリーランスの成功パターンと失敗パターン
フリーランスの成功パターンと失敗パターンに学ぶ前職での社会人経験値の必要性について。
商売を始めるのは簡単ですが続ける事は難しいです。なるべく失敗しないように失敗してもそこから立ち上がれるようにリスクを最小限に抑えつつ、しっかり考えてから始めましょう。
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