飲食店のリピート客を増やすには?【リピーター獲得方法6選】
カフェや飲食店に限らず、どの店でも売上の多くはリピート客からもたらされています。
一説には売り上げの70%~80%はリピーターで成り立っているとも言われていますから、いかにリピート客が重要かがおわかりいただけると思います。
一度ご来店いただいたお客様にまた来たいと思われるためには注意しなければいけない点がいくつかあります。
今回は飲食店のリピート客を増やす方法を6つ記載していきます。
心地良い接客を心掛ける
商品のラインナップも大事ですが、接客も大事です。
おもてなしの心を持った店員の心からの笑顔は、お客様にとっても気持ちの良いものです。
反対に仏頂面の態度の悪い店員がいると、その店に対していい印象は持てなくなります。
ホール係りのウエイターやウエイトレスは必要以上の個人的な会話など余計なことは喋らなくていいので、お客様が入店されたら「いらっしゃいませ」と笑顔で声かけするだけでも雰囲気が良くなります。
そしてお客様が帰られる時には必ず「ありがとうございました。またお越しくださいませ!」と伝えることでリピーターになってくれる確率は大幅にアップします。
稀に男性店員が女性客に必要以上に話しかけたり個人的な質問をしているシーンも見かけますが、あくまでお客様は食事を楽しみに来ているわけですから、呼ばれもしないのに席に行ってあれこれ個人的な事を聞き出すようなことはやめておいた方が無難です。
店内の雰囲気を良くする
店内の雰囲気作りも大事です。
やはり食事を楽しんだりドリンクを飲む間のほんの短い時間であっても、落ち着ける空間というのは魅力的なものです。
テーブルとテーブルの間に程よいスペースがあったり、心地よい音楽が流れていたりすると隣の席の人の事もあまり気にならずにお客様もリラックスして過ごすことができます。
清潔感がある
窓が綺麗で掃除が行き届いた清潔感のある空間は、そこで過ごすお客様にとっても気持ちのよいものです。
食後のテーブルの片付けや拭き掃除などはもちろん、やはりこまめな掃除は大事です。
店の快適さを作る空調設備
店の快適さをも左右する空調設備ですが、近年は光熱費の削減の為か、真夏でもクーラーを効かせていなかったり節約の為に設定温度を高めにしている店もあります。
店内で長時間を過ごすホール係りのウエイターやウエイトレスにとってはちょうどよいエアコンの温度でも外からくるお客様にとっては暑く感じる事もあります。また、食事をとると体温も上昇しがちですからエアコンの設定温度は考慮しなければなりません。
真夏に室内が35度を超える飲食店で汗をかいているお客様を見かけたこともありますが、飲食店の場合にはただでさえ熱気がありますから人が快適に過ごせる温度と言われている25度を目安にした方が良いです。
冷えすぎの店は羽織るものを1枚持っていれば解決できますが、暑さについては客側では対策のしようもありませんからね。
リピーターを増やしたいのならば電気代の節約は、ほどほどにした方がいいです。
空調が快適な温度設定ならばお客様も過ごしやすく、また来てもらえる確率も上がります。
カフェや飲食店のリピート客を増やす方法
カフェや飲食店は味が最も重要な指標になりますが、味以外にも工夫する箇所はあります。
日替わりランチや季節メニューを取り入れる
カフェや飲食店であれば日替わりランチや週替わりランチでリピート客を増やすのがおすすめです。
但し、店の規模が小さかったり食品ロスの問題で、それが難しい場合は季節感のある期間限定商品を定期的にメニューに追加するようにしてお客様を飽きさせないようにしなければなりません。
特に女性は新しもの好きな人も多く季節メニューを目当てに食べに行く人もいますから、旬の素材を上手く取り入れて季節に応じたメニューを意識して作っていきましょう。
カフェの場合は春は苺フェアなどで苺パフェや苺タルトなどのスイーツ系を充実させたり秋冬にはマロンをメインにしたモンブランなどの提供が喜ばれます。
スタンプカードや次回使える割引クーポン券で再来店を促す
特に女性はスタンプカードを作ると、また次回も行ってみようという気持ちになりがちです。
スタンプカード以外の方法では、次回使える割引クーポン券やドリンクやスイーツのサービス券を渡すことで再来店を促すこともできます。
広告宣伝に力を入れる
熱心に短いスパンで通ってくれるリピート客もいれば半年に1度程度の来店になるリピーターもいます。
再来店まで1年以上開く場合にはお客様は店の存在を忘れていることもあります。
そういった時には、ターゲットの年代が若い層ならクーポン付きのネット広告を利用したり、年配層なら新聞の折り込み広告を利用することによって再来店を促すこともでき、同時に新規客の来店も期待できます。
新たにいらっしゃった新規客の皆様にはできるだけ常連になってもらうよう上記のことを意識しておきましょう。