新聞の折り込みチラシで集客する方法【広告を新聞社に持ち込む】

集客には様々な方法がありますが、中高年から高齢者をターゲットとする集客にはネット広告よりも新聞の折り込みチラシが効果的です。

地域で人気の新聞社を選ぶ

新聞には全国紙と地方紙があります。

膨大な広告費をかけられるのであれば複数の新聞社に依頼する選択もありますが、費用対効果を考えると自分の店舗が所在する地域で一番よく読まれている新聞社に依頼する方法がベストです。

新聞社によって多少なりとも違う部分もありますから、まず広告を作り始める前に不明な点を問い合わせます。

具体的には1枚当たりの配布料金や地域ごとに配布日を分けてもらうことは可能かどうか？広告が出来上がったら新聞社に持ち込めばいいのか？等の問い合わせになります。

市内全域にチラシを配布していてはかなりの費用が必要になってしまいますし、何十キロも離れた地域に住む人が新聞折り込みチラシを見て店に来てくれることはまずありません。ですから、飲食店やカフェなど地域に密着した商売の場合には市内全域にチラシを出す必要はありません。

具体的には近隣地域の隣接する町くらいまでに広告を出せばいいのです。

小さい店舗の場合には広く広告を打ち過ぎて一斉に大勢のお客様が来られても対応しかねますから、配布地域をある程度絞ったり地域によって配布してもらう日を変えたりすることで、来店数をコントロールすることもできます。

○○市の○○町と○○町など、店舗の近隣の町名を指定することで配布部数も抑えられ、広告費も低く抑えられます。

広告の角部分や端の部分に割引チケットのスペースを作り「割引チケット持参のお客様全員10％OFF」「割引チケット持参のお客様グループ全員に1ドリンクサービス」などの文章を付けておくと、そのチラシを持ってどれだけの人が来店するのかがわかりますので折り込みチラシの費用対効果を検証することができます。

効果が高ければ3ヶ月に1回程度チラシを配布すればいいですし、効果が低ければ周年記念の時だけにするなど年に1回程度の利用に留めておくかインターネット広告に切り替えましょう。

※割引チケットには有効期限を必ず明記しておきましょう。

費用対効果がよければ数か月に1度のペースで広告を出すことで前回広告を見ていなかった層や引っ越してきた人達にも訴求でき新たなお客様にも来てもらうことができます。

折り込みチラシをいれることで単純接触効果を増やすことにもなり、リピート客の掘り起こしにも繋がります。

チラシは印刷にかける前に最初に1枚だけを作った段階で新聞社に見てもらいましょう。新聞社の人は広告の知識も豊富なため広告として相応しくない文言は指摘してくれます。

実は広告には掲載してもいい文言もあればダメな文言もあるのです。それを知っておくためにはあらかじめ景品表示法について学んでおいた方がいいのですが、広告に携わっていない人の場合にはどうしても見逃してしまう恐れもあります。

そういった事を防ぐためは1枚作った段階で新聞社の人に見てもらうのが賢明です。

新聞社の人に見てもらい問題なければ次に印刷に入りますが、ネットで注文することで価格を安く抑えることができます。

私は景品表示法について過去に学んだことがあったため自分でExcelを利用してカラー広告を作り印刷はプリントパックに依頼しましたがプリントパックは2万枚程度注文すればA4のカラー光沢紙でも1枚2円もしませんから数が必要な時はネット注文が便利です。

またプリントパックに印刷を依頼する場合にはチラシはExcelの他にWordで作ってPDF変換で入稿することもできますから、広告はプロに依頼せずとも自分で作る事もできます。

プリントパックは早く仕上げてもらうことも可能ですが納期は一週間程度みておくと安心できます。

パソコン操作が苦手な人は費用面には目をつぶって地元の広告会社に相談してみましょう。

効果的な広告について一から学ぶよりは地元の広告会社に丸投げした方が簡単ですから、まずは一度問い合わせをしてみましょう。

広告が出来上がったら新聞社に持ち込んで折り込み広告として新聞と一緒に配ってもらいましょう。

配付料は新聞社によっても違いますが概ね1枚3円前後です。

1万枚配布依頼する場合なら約3万円、2万枚配布する場合は約6万円程度になります。